デビ・アダムスさんの「ティーチングの心得」
① 手は生徒のためのレファレンスポイント(参照ポイント)
手は生徒がその人自身を、本人が自分自身を知るためにある
どこにいるか、どんな動きなのか、どんな質なのか
② 手は最後
手が意味あるためには、教師自身のコーディネーションが第一
「手は後に来る」
③ Open hands, Open heart, Open mind
先入観を持たない 触れた時に何が起こるかはわからない
④ 定義を保留する
ただ、その人全体のシステムを信頼する。
得られた情報は単に「情報フォルダ」というファイルに入れておく
⑤ ディレクションは起こるべくして起こる
邪魔を取り除くことで結果的に起こる
拡大方向へのディレクション(リリースとも言える)
重力との関係で起こる →それにより首が自由になる
⑥ アドバイスしたり解決してあげようとしない
生徒自身が気づくようにサポートする
相手本人のサポートをサポートすることで、自ずと答えが現れる。
⑦ 原理に忠実にレッスンする
インヒビション、プライマリーコントロールなど
⑧ レッスンの終わりに振り返りを一緒にする(種になる)
リボンをかけてお土産にしてもらう・・・生徒と一緒に言語化する。まとめではなく。
⑨ エゴと権力は存在しない(アレクサンダー・テクニークのティーチングにおいて居場所はない)
生徒さんのパワーを奪わない
⑩ 快適さと馴染み深さは一致しない
不慣れな方向を提案する勇気を持つ
優しく挑むことを恐れない
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